2017年 10月 11日
2週間ぶり! 秋の一日
2週間ぶりの宮迫、ヤマボウシの森なので、
二人とも気がせいている。
森の入り口にケシロヨメナが、ずらっと!
アキノキリンソウも。
もたついていたら、
「水が出とる、土手が決壊したか?」と山じいの声。
土手というほどでもない、一跨ぎの砂山だが、
夏に直した以外の場所が崩れて、
水が入り口の方へと流れ出していた。
水辺には、ガマズミの実が真っ赤に。
木全体に実が!
斜面を先に上がった山じいは、
「サラシナショウマが咲いとるぞ!」
後から登ると、
サラシナショウマの上半分はもう種になっていた。
こちらは、オオバショウマ
ここで咲くのは、今年が初めてなのに、
ほとんど咲き終わっていた。
「お~い!栗がいっぱいじゃ!」
その後は、カメラを東屋に置いて、栗拾い。
山じいは、いがを火ばしで拾い、
山ばあは、栗の実を集める。
中くらいのバケツにいっぱい!
大きさも中くらいなり。
その後、先日植えた山野草のご機嫌うかがい。
ジョウロウホトトギスのつぼみがふくらんでいた。
山小屋を点検してきた山じいが、
「枯れ枝が落ちて、倉庫のガラスが2枚割れとる」
と、そそくさと帰って行った。
たぶん頭の中は、
治水工事とドアの補修工事でいっぱい!
宮迫に来れば、することが、
しなければならないことが、次々と、寄せる波のようにある。
なぜだろう?
自然が相手だから?
翌朝、
山じいは7時半から畑に出て、ニンニクの植え付けを済ませ、
畑のまわりをざっと草刈り。
それから
ヤマボウシの森に出かけた。
私が遅れて森に行ったときには、
治水作業は終わっていた。
センサーカメラを取り付けるため、
東屋に上がってみると、
昨日片づけたはずの栗のイガが、またいっぱい落ちている。
今日は、私が山じいを呼んだ。
「また栗が、たいへんよ~」
山じいが、栗のイガを拾い、
山ばあが、栗の実を拾う。
またまた、どっさり!
昨日もここにいたアオガエルは、
今日も同じところにじっとしている。
ゆとりだねえ、お前は。
自然に身をゆだねているから?
自然と戦おうとはしないから?
山じいは、薄い板をガラスの大きさに切り、
ドアを補修したらしい。
山ばあは、森の入り口の柿の実がどうしてもほっておけなくて、
高枝切りで柿をもぐ。
カマツカの実
2週間ぶり、24時間の慌ただしい滞在だった。
by yzarsakura
| 2017-10-11 13:32
| 秋